*ゼミのこと*

2018年8月4日

ブログでは初めまして!

改めまして、ミス埼大コンテストエントリーNo1佐々木みなみです!

出身は青森県、教養学部4年です。

 

早速ですが、以前からお話ししていた私の所属するゼミについてお伝えしようと思います。

ツイートを見ていただいていた方はこう思ってるのではないでしょうか。

「この人いつもゼミの話だな」「更新も返事も遅いけど、本当にミスコンやる気あるの?」

・・・ごめんなさい。

他のみんなはキラキラした内容だったり、みなさんが元気になれるツイートなのに、私はローソンのご飯の話だったり、過去の写真ばかりだったり、なんか疲れていたり。

でも、この3ヶ月間は私の生活の中心は本当にゼミでした。

 

大学を一年延長してまでやりたかったこと、それがこのゼミです。

私は去年まで、グローバルガバナンス専修で、国際政治学を学んでいました。

毎週英語の教科書や文献を読み、担当者がレジュメにまとめて発表し、そして議論する。

とても難しいけど今でもそれはやってよかったと思ってます。

 

「じゃあなんで専修変えたの?」

正直にいうと、学んでいくうちに「私がやりたいのはこれなのかな…」という違和感を無視できなくなってしまったからです。

 

「でも今専修を変えたら4年で卒業できなくなってしまう」

そんな悩みを抹消し、変更する決意に変えたのは、同じ学年で今のゼミで頑張っていた友達の姿でした。

私がたまに夜に大学のコンビニ行くと、その子たちがみんなでご飯を買いに来ていたり、時々スーツを着ている(ゼミのイベントの際は基本スーツ着用)彼らとすれ違ったり。

そして極め付けは、去年の後期に同じ授業をとった際、ディベートをしたのですが、彼らの発言力や思考の柔軟さ、物事の伝え方、分析の緻密さに圧倒されました。

このゼミはかなり大変なのは耳にしていました。

でもそれ以上に、生活を全て捧げるくらい打ち込めるものが欲しかった。

「私もこうなりたい!」

普段はヘラヘラしている私なので、口で言っても伝える自身がなく、両親に手紙を書いて説得しました。

学費も生活費もお金がかかるのに、それでも理解して応援してくれた両親には本当に感謝しています。

 

 

話は今のゼミに変わって…

「そんなに毎日何やってるの?」

少し難しくて真面目で固い話になりますがご了承を、、

 

内容としては、戦略広報です。

何それって感じだと思います。

今年は、「アメリカ中間選挙」を扱いました。

実際にゼミ生はアメリカ人になりきって「陣営(共和党民主党)」と「メディア」に分かれます。

 

陣営は、コンセプトを決め、有権者(ターゲット)対してキャンペーンを行います。

「今のアメリカは何が問題なのか」

自分たちの党の支持層はどこなのか、その層の支持を固めるにはどんなメッセージをだせばいいのか、どんな政策が必要なのか、何を必要としているのか。

有権者に向けたイベント(記者会見や集会などなど)を行ったり、コンセプトを元に各分野(外交や社会保障、雇用財政etc)で政策や方針を打ち出したり…様々です。

 

そしてこのイベントを客観的に評価するのがメディアです。

今年は、FOX、NewYorkTimes、ウェブニュースがありました。

また、メディアは毎週冊子を刊行します。(現実にはテレビやウェブ媒体ですが、TV番組になりきって、ウェブニュースになりきって、全て紙面でやっています)

前の週に行われたイベントの批評や、コラムを掲載しています。

これが本当によくできているんです!

 

そしてそのイベント評価や他の基準を元に、最後に結果発表が行われます。

結果というのは、これは選挙なので、どちらの党が第1党になるかを競っているんです。

 

では、私は何をやったのか。

私は「共和党」に所属し、キャンペーンマネージャー(以下CM)というポジションを務めました。

これは、毎回のミーティングの進行や、チームの雰囲気を作る役割が主です。

正直うまくいかないことの方が多かった。

  1. うまくみんなをまとめられない、議論が止まってしまう…

私がCMじゃなかったらもっとうまくいくんじゃないか、私が乱してるんじゃないか、負担を倍にして背負わせているんじゃないか、CMとして機能していない、何もできていない

悔しさと申し訳なさに涙を流す毎日でした。

 

それでもここまでやってこれたのは、支えてくれた仲間の存在です。

こんな私に「一緒に頑張ろう」「ちゃんと成長してるよ」と励ましてくれた。

本音でアドバイスをくれた。

一緒に悩んで、笑って、泣いて、共に戦ってくれた。

大学に入ってこんな経験ができるとは思ってませんでした。

 

そして陣営やチームが違うと一緒にいる時間が格段に違いますが、

一人一人がこの3ヶ月間尽くしてきた、一緒に頑張ってきた仲間です。

 

週6日、土日もなく、何時間も議論し、ミーティング後もそれぞれやることがあり、日付を超えるまでゼミ室に残っていました。

それでも私は早く帰った方です。

就活や用事が終わってから、夜にゼミ室に戻ってきたり、朝まで帰らずにやっていたメンバーも多くいました。

 

他の友達からは「そんなんで頭回らないでしょ」「絶対もっと早く終われる」

よくそう言われました。

私も長くやることが美徳だとは思っていません。

効率よくやること、要領よくやることは本当に大切です。

でも、ぶつかることを恐れず、妥協せずに突き詰めることも大切です。

(タスクが多くて終わらず、やるしかなかったという面もありますが、、笑)

何度もぶつかり、ちょっと空気が重くなる。

でもこれは、本気で議論している証拠だと思っています。

 

正直、私が理想としている力を得られたと胸を張って言える自信はありません。

この3ヶ月間は大学生活の中で、一番辛くてしんどくて過酷で。

 

でも、一番充実していて、勉強して、本気で取り組んで。

何にもかえがたい経験になりました。

価値のある3ヶ月間でした。

なんとなーく過ごしてきた大学生活を変えてくれました。

 

私は、努力は必ず報われるとは思ってません。

そんなの綺麗事だし、結果がついてきた人がそう言えるんだと思ってます。

 

でも、努力は自分を裏切らないのは事実だと思ってます。

結果がついてこなくても、ベストを尽くして成長できたなら、プラスのことに限らず、何か一つでも自分のことがわかったなら、絶対にその過程は無駄にはならないはずです。

 

頑張れる程度は人それぞれ。

もちろん他人の努力は自分へのいい刺激になることはあるし、私もよく周りから刺激をもらって、それがモチベーションになっています。

でも、人それぞれ、体質然り性格然り、その人なりのやり方があるはずです。

無理して周りに合わせて壊れるくらいなら、その刺激を生かして自分のやり方を確立することが自分のためになると思っています。

 

だから、私は私のやり方でこれからも進んでいきたい。

 

かなーーーーーり長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

何様だ!って感じになってしまいましたね。笑

 

結局綺麗事じゃん、とか、当たり前のことじゃん、とか、それは違う、とか。

思う方ももちろんいると思います。

いていいんです、それぞれの人が経験してきたことは違うし、感じ方も考え方も違って当然だから!

でも、これがどうしても私が伝えたかったことです。

 

返信が遅くなっても、更新が遅くなっても、内容がつまらなくても、

応援し続けてくれるみなさん。

投票してくれるみなさん。

本当にいつもありがとうございます。

恩返しできるように頑張りますね!

これからも、私たち五人をよろしくお願いします!

 

2018.8.2 佐々木みなみ